結婚式の新婦友人女子、頑なに他グループと交わらない問題について
むしろなぜ新郎友人男子はあんなにもオープンマインドなのか
ある友人の結婚式にて、披露宴中のゲームで新郎大学友人男子がうまい日本酒を獲得しました。席に戻った友人男子はそれをすぐに開栓すると、そのテーブルを中心に酒盛りが始まりました。
その和には他テーブルの地元友人や会社同僚も「俺も俺も!」と加わって、あっという間にお酒はなくなりましたがみんな楽しそうでした。(完)
これは実際目撃した話ですが、これって新郎友人男子だから成り立つ状況だと思うんですよね。
その場で開栓しちゃう思い切りの良さもそうですけど、この話ですごいなーと思ったのはやはり、他グループに絡みにいけちゃう勇気ですね。これきっと新婦友人女子は難しい話。わたしは怖くてできないでござる。
新婦友人女子は他グループに干渉しない
例えば他グループの人たちと長机で一緒になったとするじゃないですか。もし学校が一緒とかだったら、まあ多少喋ります。でもそんな積極的に、本腰入れて話したりはしません。
そりゃあ良きところで一緒にカンパーイはします。でももし新郎新婦との写真タイムがあったら、相手の出方を伺ってグループを分けようとするかもしれません。
この振る舞い、男子からは「女子はグループで壁があってピリピリしているように見える」と言われました。別にそこまでの思いはないんだけどな。
なぜ頑なに他グループと交わろうとしないのか、わたし個人の場合で理由を考えてみました。
理由1:じゃまするの申し訳ない
新郎新婦と各テーブルで写真撮るとき「できればテーブル毎1ショットまで」って言われる場合とか、場合によってはヒヤヒヤしますね。
自分のテーブルに知らない子たちがいるときとかは特にそうで、「1ショットにまとめるためだ、それではお邪魔します。」って従うべきか「お邪魔しても良いのだろうか、ここは空気を読んで別々を提案するべきでは」と心で問答します。
わたしはどっちかっていうと「ウェーイ!カンパーイ!」ってのが好きで、もし相手に明らかなウェルカム感があればそこに飛び込むタイプです。
しかし結婚式のようなフォーマルな場で、そのような冒険にはなかなか勇気が必要です。喜んでくれたら嬉しいけれども、相手に迷惑に思われてるかもしれないし。そうやって気後れする女子って結構多いのでは?
理由2:性格キツそうな子がいる
これは防衛本能です。中学生の頃とか、決して目を合わせちゃいけない子っていませんでしたか?だってガンつけたって呼び出されたら怖いですもん。
そのころからの無意識な反応で、割りと派手派手しい身なりのモリモリヘアーな方には近づかないようにしています。同じテーブルになっちゃったら観念してカンパーイしますが、絶対話合わないもんな。ユーリ!!! on ICE とか絶対観てないでしょ。
理由3:他グループは眼中にない
これまでの結婚式を振り返ると、他グループのことは全然印象に残っていません。覚えているのは新婦のドレスの色と、旦那さんの印象と、同じテーブルの友人の顔くらいです。
それって実際、他のグループに興味がなかったってことだと思うんですよね。友人の結婚式の目的って結局ここに至ると思うんです。
- 新婦の晴れ姿を見届ける
- 旦那が優男かどうかを判定する(顔は覚えられない)
- 友人の生存確認
学生時代の友人と再会するのって、最近はもっぱら結婚式くらいです。そんな他人のことなんか構ってられないのです。
まとめ:好戦的対立ではないのです。
グループとグループの間に、さらさらと小川が流れているイメージで。もしピリピリ感を覚えるなら、それは緊張と遠慮からくるものです。前出の男子の酒盛りの様子は、微笑ましいながらも内心うらやましかったです。