アンパンマン列車を普段使いしよう【四国】
アンパンマントロッコに比べたら全然乗りやすいです。なので安心して乗ってください。ゴールデンウィークにおすすめ。
(GWに再度乗ったので写真を追加しました)
アンパンマン列車に照れてるようじゃ瀬戸大橋は渡れない
丸亀から岡山に行くために特急列車に乗りました。いつもネットで予約しておくのですが、今回は出足が遅くて指定席がいっぱいでがっくり。しかしそれに連結されているアンパンマン列車は空きが!せっかくなのでそっちを利用することにしました。
アンパンマン列車が溢れる四国
やなせたかし氏が育った四国には、4路線でそれぞれデザインの異なる列車が走っています。ふとアンパンマン列車とすれ違う、四国ではあるあるです。心の平穏。
トロッコ仕様の列車もあります。瀬戸大橋をトロッコで走る臨場感。車内にはちびっこが喜ぶ仕掛けがたくさんあって、家族旅行におすすめです。ちなみにわたし乗ったことあります。恐らくあの列車の中で唯一の独り身だったに違いない。文字通り。
今回もアンパンマン列車に乗れるのはわくわくしていたのですが、トロッコのときのように場違い感全開にならないかちょっと心配ではありました。
普通にビジネス客も乗っているアンパンマン列車
今回乗ったのは、高知・岡山間を結ぶ「土讃線」を走る特急南風2号。アンパンマン仕様の南風は上り・下りで1日各4本運行しているようです。今回は8:38に岡山着の列車です。
いくらアンパンマンとはいえ特急列車なのでね、よいこのみんなは列車が完全に止まるまで近づいてはいけません。猛スピードなのです。
車内にはもちろんターゲット層の家族連れもいますが、スーツで身を固めたビジネスおじさんもいるし、年頃の若い男の子もいる。トロッコでは完全にちびっこたちに覇権を奪われていましたが、ここでならやっていけそうな気がする。
今回わたしが座ったのは、進行方向の先頭の席なので前方は壁です。アンパンマン先生がお出迎え。
これだけじゃないです。座席のプリントはうっすらアンパンマンと仲間たち。
横のカーテンはアンパンマン柄。
車掌さんの車内改札のハンコもアンパンマン。
これはちびっこ的にだいぶ楽しいのではなかろうか。
ただ乗る前にあらかじめ「ここはアンパンマンとその仲間たちが身を潜める巣窟だ」と心構えが必要。なぜなら
こんなところにも仲間は潜んでいるし、なにより
気づいたらアンパンマンに背後を取られているのだ。
おそらく行楽シーズンは争奪戦必至のアンパンマン座席
この列車のアンパンマン仕様全開な内装は、実は一両の半分足らずのみ。残りは通常のグリーン車、他の車輌は通常座席です。今回たまたまこれに乗れましたが、休みの日はすぐ埋まってしまうのかもしれません。
ぼんやりと写ってますが、車内全体しっかりアンパンマン仕様です。結構楽しい。パカっと開く机の裏にもデザインが仕込まれているとのこと。天井も車内アナウンスもアンパンマン仕様です。これは乗ってからのおたのしみ!
後日談:四国から本州に向かうアンパンマン列車は空いてる
後日、GWにも乗りました。今度は後ろ側の席です。
前回同様、四国→本州方面に向かう電車、ガラガラ。まじかよ隣ブロックのサラリーマン男性しかいないよおおお!
ここには本来のメインターゲット層が一人もいません。机の裏にいたジャムおじさんともなんとなく目を合わせられません。
あ、これは前回なかったような気がする。この時期スタンプラリーをしているらしく、車内にスタンプが設置されていました。
まさかこんなに空いてるとはなぁ。ちょっと朝早かったのもあるかもしれないですね。
まとめ:恥じることはない。これからも乗る
「オレはアンパンマンなんて興味ねーんだよ!」っていう方には苦しい空間かもしれませんが、わたしは楽しいです。だってアンパンマンすきですもん。座席はふかふかだしなんの問題もない。
わたしは今後も日常使いする予定ですが、この列車をぜひ行楽シーズンの旅程に組み込んでもらいたい。ちびっこが乗って楽しい。もちろん列車なのでしっかり移動できる。
このアンパンマン座席は、JR西日本で会員登録をすればネット予約もできます。まずは公式サイトでダイヤを確認して、ネットまたは窓口で予約するのがおすすめです。
今回乗った路線やその他の列車の内装についても情報がのっています。まずはご一読を。
では!