【総合病院つよい】チョコレート嚢腫を調べてもらったら隆起性病変がみつかりました
前回までのあらすじ
どうやら持病のチョコレート嚢腫が悪化しているようです。
わたしのチョコレート嚢腫の進行は、こんなかんじでした。
2016年2月:右卵巣に直径3~4cmのチョコレート嚢腫がみつかる
↓
2017~2018年:左卵巣にもチョコレート嚢腫ができ、徐々に大きくなる
↓
2018年12月:左卵巣のチョコレート嚢腫が6cm近くにまでなる
最初にチョコレート嚢腫ができたのは右卵巣でした。
それから2年たった今は、左卵巣の方が大きさを上回っています。
不思議と右卵巣は大きくなってないんですよねー。
この大きさを測る方法が、婦人科でよく使われる経膣の超音波エコーによる検査です。
しかしこれでは、卵巣が大きくなっている原因まではわからないんですよね。
そこで今回はいつもの病院から紹介状をもらって、連携している市内の総合病院で診察してもらうことに!
MRIを撮り、最終的には手術となるのでは?というのが先生の見解でした。
初めての総合病院婦人科で思ったこと
そもそもこのチョコレート嚢腫に関して、総合病院で診てもらうのは最初のMRI検査以来。むしろMRIで診てもらっただけで超音波検査だとか婦人科での検査とかはなかった!
つまり今回初めて、総合病院の婦人科でチョコレート嚢腫を診察してもらうってことなんですよ。
初めて総合病院の婦人科に行って、思ったことがいくつか…
- 初診の待ち時間長えええ(再診からは予約あり)
- 先生がめっちゃ話聞いてくれる・話してくれる
- 経膣の超音波検査だけでめちゃくちゃいろんなことがわかるんだな(機械が違う)
さすが総合病院…って感じだったんですが、何より思ったのは
- もっと早く来ればよかった
これに尽きますね。
これまでは不妊治療うんぬんの点でのみ考えてきましたが、持病を持つ身としては、やはりこういうしっかり調べられるところに定期的に来るべきだったなと。
あれかな、引っ越してきて最初の紹介状もっていく病院を間違えたかな…。
超音波検査だけでいろんなものが見つかってしまった
同じ超音波検査と言えども、今までの病院と今回の病院でやはり機械の種類は違うらしく…素人目で見ただけでも映像の鮮明さに気づきました。
先生の話も踏まえると、今までの機械との違いはこんなかんじかなと↓
- 映像のコントラストがはっきりしている
- 映像を拡大できる
- 血流の有無がわかる
特にこの「血流の有無がわかる」というのが、診断する上で重要な判断材料になるようです。先生も結構まめにチェックしていました。
ということで本題です、今回わかったことをまとめていきますねー
その1:左卵巣のチョコレート嚢腫の大きさ
今回のメインである左卵巣の状況確認について。
直径7cm近くまで大きくなっていて、大きさ的には十分手術圏内とのこと。
あと、現時点で癒着はしていないようです。
先生から提示された治療は2つ
- 手術(おそらく腹腔鏡手術)
- 投薬治療(生理を止める)
しかしわたしが妊娠希望ということもあり、投薬治療は「本来の目標に対して真逆になるよねー」と先生はのり気ではありませんでした。
とはいえ、積極的に手術を勧めているわけでもなく。やはり自然妊娠によって進行を止めるのがベストなんでしょうね。
その2:子宮内にポリープ?
このポリープを見つける根拠になったのが、先ほどの「血流の有無」です。
先生曰く「この子宮の中央には元々こういう大きい血流はないから、この血流が発生しているあたりにポリープがあるのでは」とのことでした。
で、もしこのポリープがあるとしたら、それはこの事件の犯人かもしれないとのこと!
今回の検査でも最初に「子宮内膜が厚い」と診断を受け、そのあとにこのポリープらしきものを見つけました。
それを加味すると「子宮内膜が厚く見えるのは、このポリープがあったからでは?」とも先生は考えているとのことです。
その3:左卵巣に隆起あり
今回の診察で、わたしが最も心配しているものです。
隆起というのは、ポコッと盛り上がっているということみたいです。
超音波検査で見たわたしの左卵巣は、ぱっと見では丸なんですが、よーく見るとポコッと隆起していました。
- 6ミリくらいの隆起性病変
- 血流あり
- 良性か悪性かはまだ判断できない
帰ってからネットで調べてみると、この血流のある隆起性病変というのはなかなか困ったものらしいとわかりました。
これはお医者さん向けのページみたいなんですが…ここではエコーで見つかった隆起性病変ががんである可能性について説明がありました。
この隆起性病変、今回の総合病院のような高次医療機関への紹介を検討するターニングポイントになるそうです。
わたしのものは6ミリで、記載された判断基準よりはまだ小さいようです。
年齢的にもがん化しやすいわけではなさそうですが…でも心配じゃあああ!とわたしの心の中の千鳥ノブがうなだれています。
今回の検査では、これががんなのかそうでないのかまだ判断できないとのこと。
次回MRI検査をして、どう対応するかを考えることになりました。
まとめ:これは手術が濃厚では
わたしなりに考えてみたのですが
- 隆起性病変ががんだった:がんの手術
- がんはなかった:チョコレート嚢腫の手術
結局どう転んでも手術では??
MRIは再来週なので、それまでちょっとずつ入院の準備を進めてようかと思います。
これが実現したら、人生初めての入院なんですよね。
こういうのとか買った方がいいのかな…?
では!