直径8センチの卵巣チョコレート嚢胞となるとさすがに痛みは我慢できなくなったわけで
前回までのあらすじ
左卵巣のチョコレート嚢胞(嚢腫)が急成長したため、MRI造影検査を受けてきました。
検査の結果「悪性ではない」という所見とのことでした。
嚢胞の大きさもまだ耐えられるレベルということで、今後も治療も兼ねて妊娠を狙う方針となりました。
生理前も生理中も生理後も、左の腹だけずっと痛い
右や真ん中あたりに痛みは感じず、左の腹だけが痛かったんですよね。
- へそ~左足付け根の中間くらいが痛い
- 付け根を圧迫するような体勢がつらい(座ってるときとか)
- 痛み止めは効く
- 通常の生理のような、カイロで温める作戦は効かない
実はこれに似た痛みは、前周期にもありました。
しかしその時の痛みはもっと軽くて、痛み止めが要らないようながまんできる程度だったわけです。
最初は生理痛の延長としてバファリンルナを飲んでいました。
しかし生理開始から6日くらいたっても痛みが続くので、果たしてこれは痛み止めを飲み続けていい痛みなのか?とも思えてきたわけです。
あらかじめ予約した日はあったものの、そこまで待てず急遽病院で診てもらったのですが…やはりチョコレート嚢腫が悪さをしていようです。
左卵巣のチョコレート嚢腫が、初の直径8センチ台へ
今年に入ってからの成長ぶりが著しすぎてまぶしいですね。
ここ三か月くらいで2センチくらい大きくなってるんですよね。
そもそも、チョコレート嚢胞が大きくなる仕組みはこれです↓
卵巣内の子宮内膜が剥がれ落ちることで卵巣内に血がどんどんたまる
→中身の増加に伴い卵巣が大きく膨らむ
つまり、生理を迎える度に大きくなるわけです。
とはいえ、毎回決まったペースで大きくなるわけでもなさそうです。
現に右卵巣のチョコレート嚢腫は、左よりも1年早くできたのにまだ4センチ台ですからね…。
今回の診察は主治医の先生とは違う方だったのですが、その先生曰く
- そもそもこの大きさなら手術を考えるべき
- 妊娠希望であれば、体外受精をして治療を兼ねた妊娠をする手もある
- しかし大きさからして、この嚢腫が妊娠の妨げになるかもしれない
- 手術か体外受精か、不妊治療専門医に相談しては?
という見解でした。
痛み止めは飲んでもOKとのことだったので、とりあえず手持ちのバファリンルナでしのぐことにしました。
痛みが全く収束しない→手術をすすめられる
予約をしていた日までの2日間、痛みは全く治まりませんでした。
そりゃ鎮痛剤なので、痛みの根本は治らないですよね。
前周期の際の痛みは、排卵日が近づくにつれて痛みが軽くなったのですが…いやいや今回は全然だな!
何が辛いって、寝る前に鎮痛剤を飲んでも夜中に薬が切れて痛みで目が覚めるのが辛い。さすがに8センチ台となると、痛みの度合いは違うんですかね…。
通院日に主治医の先生に診てもらうと「思ったより大きくなってるね…」と驚かれました。
先生の見解と手術について、まとめるとこんな感じでした↓
- 大きくなった左卵巣が子宮の前に出てきている(通常は後ろ?)
- 痛みを取りたいなら、手術した方がいい
- 卵巣を温存した手術は可能(ほとんどの場合、卵巣機能も戻る)
- 完全に根絶できるわけではないので、再発もありうる
- 腹腔鏡の手術で、入院~自宅療養~仕事復帰まで2週間くらい
- 悪性ではない所見のため(緊急性低い)、手術は最短で1か月後
この主治医の先生、以前は手術を積極的に勧めてきませんでした。
今回も「こんなん絶対手術するやで」っていう圧はないものの、「この状態だと妥当かもしれませんね」という見解のようです。
ということで、手術します!なるはやでなんとかしたい
先生の話を聞いたわたし、来月に手術の仮予約を入れました!
先生曰く「今も痛いけど、卵巣が破れて血が漏れたり、ねじれたりしたらもっと痛くてつらい」とのこと。
このまま妊娠を狙うのも手かもしれませんが、むしろ手術するなら今のうちかなと思い決断しました。
とはいえ仕事の兼ね合いから、日程は再考するべきかなぁと悩んでいるところです。
しかし日常生活に支障がある痛みなので、欲を言えばあまり先送りしたくない…。
手術予定日の2週間前に術前検査を受けることになっているので、それまで日程問題を決着させたいです。
まとめ:妊活は手術前後1か月くらいお休みです
以前漢方薬局の先生に言われた話ですが…
手術や抜歯の予定がある人は、冠元顆粒の服用は止めるべし!とのこと
血流が良くなりすぎて、手術中に止血がうまくできなくなるそうです。生命の危機。
ということで服用する漢方は最小限にしています。術後まで封印です。
では!