チョコレート嚢腫と妊活。現状は案外普通なのかもしれない。
チョコレート嚢腫が両卵巣に
片側の卵巣にチョコレート嚢腫が見つかってから1年半くらい経ちました。
半年前くらいにもう片方の卵巣にも発生していることがわかり、結局両卵巣に嚢腫ができていることに。
妊活している人間にとって、卵巣は卵子を育てて排卵するための大事な存在です。それがこんな状態というのは…なんとも苦々しい思いです。
チョコレート嚢腫とは
チョコレート嚢腫は、子宮内膜症が卵巣内部に発生した状態のことです。
卵巣内に子宮内膜が発生してしまうと、生理のたびに古くなった子宮内膜や月経血が卵巣内に溜まってしまいます。
わたしの卵巣は、どちらも直径3〜4センチくらいになっています。本来は直径1〜2センチくらいとのこと。
このサイズは発見時からは変わりなく、現状は様子見でやりすごしています。あんまり大きくなると、手術で切除することになるようです。
卵巣内に溜まった血液が黒く酸化した様子から、チョコレートという名前が付いたそうです。いやぁ、全然うれしくないですね!
チョコレート嚢腫が妊活にどう影響しているのか
妊活のために通院し始めて、もうすぐ1年経ちます。
チョコレート嚢腫がある状態での妊活はどんな感じなのか、排卵はうまくいくのか?など、体験しているからこそわかることをまとめていきます。
まず、排卵は順調
排卵は毎月できている様子。少なくとも、病院で経過をみている1年程は毎回排卵が確認できています。
排卵は、毎月どちらか片方の卵巣から1個、というのが一般的と言われます。
その卵巣に嚢腫があると、正直何かしらの影響があるように思えるんですが実際はそうでもなかったです。
時期別にまとめると、わたしの場合はこんな感じでした↓
- チョコレート嚢腫が片方の卵巣のみの頃
→嚢腫がない方の卵巣から毎回排卵。嚢腫側は、ほぼ沈黙状態。
- 両卵巣に嚢腫ができている頃
→比較的軽度な後発側の嚢腫卵巣から排卵。もう片方は沈黙。
- 両卵巣に嚢腫があり、排卵誘発剤を飲んでいる頃
→どちらの卵巣も、排卵に至りそうなサイズまで1〜2個ずつ育つ。排卵はどちらか片方から1〜2個。
この状況からして、チョコレート嚢腫ができている卵巣からも卵胞は育ち、排卵するんだなーと気づきました。
しかし排卵誘発剤を飲んでいるあたり、若干チート感は否めません。これは排卵日の調整のための処方で、チョコレート嚢腫とは無関係です。
もしかしたら今後排卵がうまくいかなくなったりするのかもなとか、不安な感じは拭えてません。
妊娠するのが最善の治療
これは始めっから言われています。
わたしが今、このチョコレート嚢腫を治療するためにやってることって、妊活以外ないんですよね。
ホルモン剤を処方されたりはあるんですが、これはすべて妊娠するためのものです。
完全に治療に専念する場合は、生理を止める薬を飲んだり手術したりということになるようですが…これやってると妊娠はできませんからね…。
ただ、妊活は難航している
チョコレート嚢腫が見つかったときにお医者さんから、妊娠しにくくなるわけではない、と説明を受けていました。
ただ他の内臓との癒着が起こる場合があり、卵管の癒着が起こると非常に厄介と聞きました。
排卵後の通り道である卵管の癒着が起こると、通り道が封鎖されて受精がうまくいかなくなるとのこと。厄介!
以前に卵管通水検査をしたときは、通り道が確保できているようでした。
あれからもうすぐ1年経つんですが…ゴールデン期間はとっくに終わってしまいました。あーあ。
今のところ、自然妊娠を目指してます
通水検査で卵管の詰まりがみつかった場合は、体外受精に切り替えると言われていました。
結果特に問題がなかったため、自然妊娠を目指して治療しています。
しかし今後卵管癒着が生じてしまった場合は、方針が変わってしまうのではないかと。どうか現状維持で!と祈る日々です。
基礎体温は高めかもしれない
低温期:36.4〜36.6
高温期:36.8〜37.2
こんな感じです。最近めんどくさくなって毎日測ってないのですが、割と低温期と高温期ははっきりわかれるタイプです。
あと、子宮内膜症がある人は基礎体温が高めっていうのをどっかのネットで見たような気が…。一般的にはもっと低めの体温推移なのかもしれません。
まとめ:チョコレート嚢腫があっても別に
特にどうってことはないです。
しかしそもそもチョコレート嚢腫ができる時点で、妊娠しづらい体質なのかなとも思っています。
あーあ!妊娠したいですね!がんばりましょう!
では!