つるとかめと仮定する

ふらふらした雑記

はじめてのMRI「造影」検査!造影剤の副作用でふらっふらだぜ

前回までのあらすじ

 2016年の2月ごろに、右卵巣のチョコレート嚢腫を発見しました。

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 その一年後くらいに、左卵巣にもチョコレート嚢腫ができました…。

 

そして今回、左卵巣の状況が悪化して、病院を転院することに。

で、さっそく超音波検査で調べてもらったら…今まで見つけられなかったようなあやしい影が出できたわけです。
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そのあやしい影が何なのかを調べるには、MRI造影検査が必要!

ということで今回は、先日受けてきたMRI造影検査の報告ですー!

 

 

超音波検査で見つけた「今まで見つからなかった」あやしい影について

ここで言う超音波検査とは、経腟のエコー検査のことです。

白黒の映像で子宮内膜や卵巣、その中の卵胞のシルエットを判断します。

これまで通っていた個人病院では、白黒の映像で卵巣の大きさなどを判断していました。

 

しかし転院した総合病院での超音波検査は、どうやら今までのよりも性能が高い!

まずは白黒のコントラスト!はっきりしているので卵巣の形状がわかりやすい!

加えて血流の有無も測定できる!

要は、今まで見過ごしていたものが見つかりやすくなっているということです。

 

で、今回受けた超音波検査でみつかったあやしい影とはこの2つ↓

  • 左卵巣に6ミリくらいの隆起性病変
  • 子宮内にポリープ(大きさ忘れた)

何をもってあやしいかというと、それが良性か悪性かがわからないということ!

 

帰ってからネットで調べてみたものの、良性もあれば悪性というものもあり…。

 

それを追求するために、後日MRI造影検査をすることになったというわけです。

 

 

 

MRI「造影」検査とは?

このMRI造影検査は、点滴で体内に造影剤を入れた状態でMRI撮影をします。

ちなみに今回使用した造影剤は、ガドジアミドというものでした。

 

今回MRI造影検査を受けるにあたって、問診・同意書に署名をしました。

その中にあった内容はこんなかんじです↓

  • じんましんやアレルギーを起こしやすい体質ですか?
  • 卵にアレルギーがありますか?
  • 鉄過敏症がありますか?
  • 喘息の治療を受けていますか?
  • 腎臓の病気で機能が悪いと言われていますか?
  • 体内に金属が入っていますか?

特に今回使用したガドジアミドの場合、重篤な腎障害、気管支喘息、肝障害の方は使用不可だそうです。

 

またそのような症状がなくても、使用後の副作用はあるらしく…検査前にあらかじめ説明も受けました。

約1000人に1人の割合と言われましたが、検査後一時間~数日後にかけて熱感・気分不良・味覚倒錯・頭痛が起こるかもとのことです。

 

 

この造影剤を、点滴で体内に入れながらMRI撮影をするわけです。

造影剤なしでもMRI検査をすることはできて、わたしも最初にチョコレート嚢腫を見つけたときは造影剤なしのMRI検査でした。

 

一方、造影剤を使ったMRI撮影にもちゃんとメリットがあります。

  • 小さな炎症や腫瘍を見つけることができる
  • 映像のコントラストがはっきりわかりやすくなる

前回の造影なしのMRIの際は、卵巣の腫れが何者なのか?という目的だったため、見たいものが大きくて造影剤無しでもわかりやすかったのかな?と思います。

 

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一方今回確認したかったものは、卵巣の一部の隆起性病変や子宮内のポリープで標的が比較的小さく、造影剤が必要だったのではないかと考えています。

 

 

当日の検査の流れを振り返る

検査にあたっての注意

当日の検査は午後からでした。

あらかじめ病院から聞いていた、検査上の注意はこれ↓

  • 食事は通常通りとってもOK
  • カイロやヒートテックは、検査中は身に着けられない
  • 金属の入った下着はNG
  • 化粧は落とす
  • 指輪などのアクセサリーは外す

 

検査室の更衣室で渡された検査着に着替えるのですが、その検査着がぺらいことぺらいこと!

念のため金属の入っていない夏用のブラトップを着てたのですが、これがなかったらきつかったなーと今は思います。

 

 

検査のながれ

検査時間はトータル30分くらいでしたが、前後の準備や待機を含めるとなんやかんやで1時間くらいかかりましたね…。

 

検査着に着替えた後、先に点滴を付けてもらいます。

人生初めての点滴でしたが、無意識に力が入っていたのか、外した後もしばらく腕が固まってましたね。

 

MRI検査といえば、狭い輪っかの中に入って大きな音がずっとしてて…みたいな話がよくあがるのですが、まあ今回も例外なく狭い輪っかで大きな音でしたね。

音に関しては、耳栓がもらえるのでそんなに苦じゃないです。

狭いのは…わたし狭いとこ好きなんでね…。

とはいえ今回検査したのは骨盤あたりなので、頭は半分くらい輪っかの外に出ていました。

 

検査の最初の20分くらいは造影剤なしの検査、残り10分で造影剤を注入します。

造影剤があると、明らかに体がぽかぽかしてきて不思議な気分でした。

特に撮影していた骨盤あたりや脚が暖かくて、いつもこれくらい暖かけりゃなあと思いました。

 

 

検査後は点滴を外し、着替えて婦人科の先生のところで結果を聞く、といったかんじです。

 

ちなみに検査後の体調ですが、帰ってから身体がだるくてその日は早めに寝ました。

幸い重い症状は出ませんでしたが、やはり検査後は家で休むのが得策だと思います。

 

 

検査結果:明らかな病変はみつからなかった

明らかな病変、ってニュアンス難しいなぁと思うのですが…そう書いてあったので仕方ないです。

とにかく、明らかに悪性なものは今回みつからなかったということらしいです。

 

具体的に言うと

  • 左卵巣の様子:ただただチョコレート嚢腫+水が入った未破裂の卵胞
  • 腹水が少し溜まっている
  • 子宮内のポリープは確認できず

ということで、今回疑わしかった点については、現時点で問題は見つからなかったってことみたいです。

 

 

で、これからどう対処するかという話について。

当初は左卵巣の手術で小さくすることを視野に入れた転院だったものの、先生の見解では「手術がベストな治療ともいえない」とのこと。

手術でチョコレート嚢腫をなくすことで妊娠しやすくなるかというと、実際そういう傾向があるわけではない、みたいなことを言われました。

 

確かに左卵巣は大きくなっていますが、先生的には、これを直接治療するよりはやはり妊娠を狙う方がおすすめらしい。

そういう意味では、ここらで体外授精をするのもいいのではないか、とのこと。

 

ラッキーなことに市内で体外授精ができる病院があるので、もし実行するとしても通院の負担は少なくて済みそうですが…体外授精っていくらするんだろうな…。

 

 

 

まとめ:手術は不要だが、体外授精は挑戦するかも

ということで、至急の手術は不要だとわかりましたが…さらに転院することになるかもしれません。

ですがまずは、あわてて手術しなくて済んだことにほっとしています。

では!

 

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