【チョコレートのう胞摘出後】術前の生理の異常さに今更ドン引いています
前回までのあらすじ
しまった!あやうく前回から一か月も開くとこでした。
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2019年の3月に腹腔鏡でのチョコレートのう胞摘出手術を受けて、今は夏ですね。
相変わらず子供はまだできていませんが、生理はしっかり来るし排卵もしているようです。
術後から4周期が経過しましたが、3周期目の時点で生理はすっかり元通りというかむしろ改善しまくって大助かりになったわけです。
おそらくこの記事にたどり着く方は、チョコレートのう胞(嚢腫)の手術について調べているのかなあと。
手術体験レポートや発見のきっかけなどの記事は、カテゴリーから辿ると見つけやすいですよ~
今回は手術によって劇的に楽になった、生理について振り返りますよー。
「しんどいけどまだいける」とか言ってがんばってるそこの女子!病院行こう!
手術前の生理:重い!多い!寝るしかない!
まあただ重いとか多いとか言っても個人差の世界なので、具体的な状況を添えながら振り返っていきますね。
20代前半:生理がじょじょにしんどくなり始める
10代の頃はそこまで痛いとかつらいとか思うことなく、痛み止めは一切飲んでなかったんです。
ですが20歳になったあたりから、おなかいたいなーしんどいなーって思うことが増えました。
痛み止めを飲み始めたのは、大学の保健室に来てた非常勤の婦人科の女医さんに「薬に頼ってもいいのよ」と言われてからですね。
今振り返ると、20歳ごろの痛みよりも25歳ごろの方が痛みがひどいですね…。
当時はあまり意識していませんでしたが、年々症状がひどくなってたということですね。
20代後半:チョコレートのう胞がみつかる
チョコレートのう胞がみつかったのは、26歳のときでした。
当時毎年子宮頸がん検診を受けていたのですが異常はみられず、その8か月後不正出血の診察で診てもらったときに見つかりました。
この当時の生理を振り返ると
- 頭痛・腹痛、薬がないと耐えられない
- 出血はまあまあある
- 温泉卵くらいの塊が出た
- ふらふらして力がでない
たぶんこの症状は月経困難症なんでしょうが、当人としては危機感ゼロでした。
確かにまあまあ生活に支障は出てたんですが、それでも「もっとしんどい人はいるんだよなあ」と思ってたんですよ。
薬を飲めば痛みは治まるし、生理で出勤できない…ってほどではなかったのと、出血もそんなに多くないと思っていたからです。
でもこれには落とし穴があって、この状況に甘んじずにもっと早めに病院行ってればなあと今では後悔しています。
薬で痛くなくなる→薬が切れたらまだ痛くなるの意味なくない?
「薬が効かない」っていうのが判断の指標になりがちですが、それを悪化させて手術に至ったわたし的には「薬が必須」の時点で病院行くべきだったと思います。
仕事を休むほどではない→単にブラックに勤めてただけだよな
これも病院行きを遅らせてしまった要因と言えます。
休日も電話がかかってくるし出勤もするし、平日休みなんてもってのほかでした。
しんどいなあって日も、とりあえず薬のんで出勤していました。
今思えばそんな無理してまで働くような職場ではなかったし、自分の身体のほうが大事じゃい!って思えるんですが…。
出血はそんなに多くない→いや、案外多かったな
当時は多くないと思っていましたが、術後の身から言うと案外多かったみたいです。
1~2日目に出血が集中するのですが、この時期は朝付けた多い日用が昼休みで9割方真っ赤になるペースでした。
前述のブラックに勤めていたころで、単にナプキン交換できる隙がなかったから多い日用を使ってました。
当時のわたしが「出血はそこまで多くない」と思い込むための理論はこれです↓
- 1~2日目はこんな調子だけど、3~4日目はぐっと減るし
- 5日目はほとんど出てこないから日数は少ないし
- 序盤にどばどば出血しているからトータルではそこそこでしょう
手術受けるまではそう思ってました。
でも手術後4周期目の生理を終えた今は言える、それって結構多いよ!!?!
29歳、手術後の生理:めちゃんこ楽~~なにこれ~~
前回の記事でも書きましたが、ここまで楽になるとは思いませんでした。
- 頭痛なんてない
- 腹痛のなんとやさしきこと
- 出ても柿の種くらいの塊
- 1~2日目の出血が3割減、トータルでも減←NEW
痛みが楽になったのは以前からお話ししていますが、出血について気付いたのは先日の生理からです。
使っているナプキンの銘柄は術前と変わらず、使用ペースも同じでした。
ですが1~2日目の日中で出血の様子を観察していると、術前と減っているようでした。
- 術前:多い日用が半日で9割埋まるくらいの出血
- 術後:半日では6割くらいしか埋まらない
以前はお昼に決壊寸前のものを取り換えていましたが、今はずいぶん余裕があります。
現在のこの余裕を体感して「あれ?術前って結構多かったんじゃね?」と気づきました。
ちなみにクロミッドのように、服用すると副作用で出血が減るホルモン剤はありますが、術後はホルモン剤を一切飲んでいません。
超音波検査内膜の薄さを指摘されることもありません。むしろ厚いと言われます。
出血は減っているけど困るほどではない、という状況です。
まとめ:自己判断するより、病院で現物見る方が早いよ!
ほんとこれ。5年前くらいのわたしに言ってやりたいです。
婦人科系疾患の兆候として「生理の出血が多い」という項目がありますが、客観的に判断するのは難しいですね。
使用前のナプキンと重量比較をして計量する方法もありますが、職場で量るわけにもいかないし…。
「薬が効かない」とか「出血が多め」だとか、あいまいな自己診断を頼るよりも、
病院行って超音波検査受けて、現物現状をお医者さんに判断してもらう方が格段に楽だし正確です。
あと保険もめちゃんこ大事。今回
まじ助かったー。
では!