【9w繋留流産の原因】9番トリソミー(染色体異常)だったとは
前回までのあらすじ
昨年12月上旬、9週目で繋留流産してしまいました。
流産手術にあわせて、各種着床障害・不育症の血液検査を受けたところ・・・
2点、今回の流産の原因になりうる症状を見つけることができました。
今周期に二度目の移植をします。
検査結果を踏まえて、新しくバイアスピリンという対策薬を処方されています。
今回の流産はわたしの体質が引き起こしたんだな・・・と連日しょんぼりしていたのですが、もう一つ頼んでいた検査を忘れていました。
染色体検査の結果が返ってきました
そうなんです、染色体検査も受けてたんですね。
我々夫婦にとって今回の流産がとてもくやしく、ぜえっっったいに原因究明してやる!!!というなぞの燃え方をしていたわけです。
なので今回は、受けられる検査をすべて受けてみたんですね。
とはいえ先生的には「染色体検査は別に受けなくてもいい(異常があっても対策しようがないから)」という扱いだったのですが、せっかく受けられるなら受けてみたいじゃないですか。
今回は繋留流産だったので、自然排出を待つこともできました。
ただこの染色体検査は衛生的にがっちりガードされた状態で採取する必要があり、病院での流産手術が必須でした。
結果が返ってくるのは一ヶ月後で、特に今回は年末年始をはさんだこともあり返却に時間がかかったようです。
検査結果を見てみると・・・染色体異常があったことが判明しました。
検査結果:9番トリソミー という先天異常があった
染色体異常ありました。びっくりしました。
なんというか、確かにネットで流産を調べると「大半は染色体異常によるもので、ママのせいじゃありません」という励ましをよく見ますけどね
でも今回のほかの検査でそれらしい原因も見つかっていたし、もうそっちで確定な気持ちでいたのでなんとも複雑な思いです。
今回の異常の内容を端的に述べると
- 9番の染色体が2本じゃなくて3本(トリソミー)だった
ということのようです。
検査結果に1~22番・XとYの染色体の拡大画像が付いていたのですが、確かに9番の染色体は3本並んでました。
先生にいろいろ質問したのですが、この9番染色体の異常があると生まれてくることは難しいとのこと。
そのため、今回の流産の原因は「染色体異常による発育停止」と判断できるそうです。
帰ってからネットで調べてみたのですが、16番トリソミーというのがわりと多い傾向みたいですね↓
当時移植したのは、解凍後の評価が5ABの胚盤胞でした。
我ながらいい卵に育ったなあと思っていたのですが、染色体異常の有無はもっと育たないとわからないものですね。
まとめ:とはいえ不育症の対策も続けます
ということで、今回の流産の原因は染色体異常と判定されました。
・・・ですけどこれ、同時に血液検査で不育症の傾向に気づけたことも大きいなと思っているんです。
不育症の傾向に気づけないまま次の移植をして、染色体が万全な卵だったとしても今度は不育症でまた流産してしまうリスクもあったなあと。
今回の検査、いろいろ受けすぎて流産手術もう一回分くらいお金かかっちゃってますが・・・先生の指摘を踏まえて疑わしいものをすべて調べられました。
今回の流産が我々夫婦にとって悲しいことなのは変わりありませんが、いい勉強になりました。
助成金も申請したし!がんばるぞい!
では!